とにかく面白いです。
向日葵と同じでその後は読者の想像に委ねられますが、向日葵と違って何とも言えないモヤモヤ感はありません。
伏線回収やミスリードが凄く、作者の掌の上で踊らされました。
心が温まるのか苦しくなるのか、その狭間を行く素晴らしい作品です。
また読みます!
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龍神の雨 単行本 – 2009/5/1
道尾 秀介
(著)
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第12回(2010年) 大藪春彦賞受賞
- 本の長さ308ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2009/5/1
- ISBN-104103003332
- ISBN-13978-4103003335
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2009/5/1)
- 発売日 : 2009/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 308ページ
- ISBN-10 : 4103003332
- ISBN-13 : 978-4103003335
- Amazon 売れ筋ランキング: - 606,057位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 157,134位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1975年東京生まれ。04年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年には『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞を受賞。『向日葵の咲かない夏』は、オリコン調べによる“09年度で最も売れた本”となる。最近では、月9ドラマ『月の恋人~Moon Lovers~』(CX系)の原作を書いたことでも話題に。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった。
読み始めからグイグイ引き込まれて読了。
色んなところに散りばめられた伏線回収が見事だった。
思い込まされ騙され続けました。
読み始めからグイグイ引き込まれて読了。
色んなところに散りばめられた伏線回収が見事だった。
思い込まされ騙され続けました。
2017年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たった一つの「後悔」から、始まる業の負の連鎖の物語。
物語は主に不運な境遇に見舞われている、とある兄妹と兄弟の視点で展開していきます。
物語全体を通して、この二つの兄妹と兄弟の抱える不運な境遇は、
主に対になっているけれど、ある共通点がある。それが「龍神の雨」。
この「二つの龍神の雨」が出会い、彼らの運命を大きく揺さぶることになるとは・・・。
物語の間はずっと台風の影響で、大雨が降っている。
まるで彼らの心境にリンクするかのように。
雨の日が続くと、人間の気持ちは沈みがちになることが多い。
そういった雨が人間の精神にに与える影響の描写が細かく様々な形で
書かれているという徹底した「雨」へのこだわりがとても特徴的です。
二つの龍神の雨が、互いに絡み合い、やがて一つの運命に繋がっていく、
展開が緊張感たっぷりに書かれる、スリリングな展開に引き込まれるますね。
これまでの運命に立ち向かい、彼らの得たものは大きい、
ただその大切な得たものを活かすも殺すも彼ら次第。
きっともう彼らには、龍神の雨を視ることはないでしょう。
そして「彼の名」は希望の象徴だから。
彼はもう後悔しない、たとえこれからの未来がどうであったとしても、悲しむ必要は無い。
彼自身は気づいていないようですが、あなたにはその「力」がある。
読んでいて、そう思わせる描写があったので。
(その描写はあくまで個人的な判断ですが・・・・)
物語は主に不運な境遇に見舞われている、とある兄妹と兄弟の視点で展開していきます。
物語全体を通して、この二つの兄妹と兄弟の抱える不運な境遇は、
主に対になっているけれど、ある共通点がある。それが「龍神の雨」。
この「二つの龍神の雨」が出会い、彼らの運命を大きく揺さぶることになるとは・・・。
物語の間はずっと台風の影響で、大雨が降っている。
まるで彼らの心境にリンクするかのように。
雨の日が続くと、人間の気持ちは沈みがちになることが多い。
そういった雨が人間の精神にに与える影響の描写が細かく様々な形で
書かれているという徹底した「雨」へのこだわりがとても特徴的です。
二つの龍神の雨が、互いに絡み合い、やがて一つの運命に繋がっていく、
展開が緊張感たっぷりに書かれる、スリリングな展開に引き込まれるますね。
これまでの運命に立ち向かい、彼らの得たものは大きい、
ただその大切な得たものを活かすも殺すも彼ら次第。
きっともう彼らには、龍神の雨を視ることはないでしょう。
そして「彼の名」は希望の象徴だから。
彼はもう後悔しない、たとえこれからの未来がどうであったとしても、悲しむ必要は無い。
彼自身は気づいていないようですが、あなたにはその「力」がある。
読んでいて、そう思わせる描写があったので。
(その描写はあくまで個人的な判断ですが・・・・)
2020年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人は、家族を、思うが故に、罪をおかしたり、違う方向へ、いっちゃったり
兄弟愛、家族愛ん、感じた。
兄弟愛、家族愛ん、感じた。
2020年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまりにも昏い悪意に晒される不器用ながら人として奮闘する二組の家族。
彼らの心は龍神の荒々しい視線に魅せられ、やがて雨が止むとともに心も洗い流せたのか。
起きてしまったこと、やってしまったことはどうにもならないとしても、彼らの未来に光があることを願うばかり。
それぞれの事象をうまく重ねたりぼかすことで織りなされるミステリーは流石の一言でした。
道夫秀介さんの綴る文章は人の心や闇を仄暗くも美しく描き出すので好きです。別の作品も読みたいなあ。
彼らの心は龍神の荒々しい視線に魅せられ、やがて雨が止むとともに心も洗い流せたのか。
起きてしまったこと、やってしまったことはどうにもならないとしても、彼らの未来に光があることを願うばかり。
それぞれの事象をうまく重ねたりぼかすことで織りなされるミステリーは流石の一言でした。
道夫秀介さんの綴る文章は人の心や闇を仄暗くも美しく描き出すので好きです。別の作品も読みたいなあ。
2020年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
道尾秀介さんの作品を読んだのは初めてです。あまりにも有名であるため、敬遠していました。
読後まっさきに感じたのは文章がたいへん上手であることです。ひっかかるところもなくスラスラと読み進めることができます。読者に負担をかけないのは作家として大切なことだと思います。
もうひとつ感じたのは作品全体の構成力です。寸分の隙もなく構築された芸術品を感じさせます。
ただしその一方で、あまりに欠陥がなく作り上げられている故、かえってリアリティを損ねているという印象を受けました。登場人物のひとりひとりが生身の人間でなく、作者のアイデアに資するためだけの人工物に感じてしまいました。
結論としては、道尾秀介さんは非常に頭のよい方であるけれどその反面、うまく表現できないのですが、あそびの要素が足りないと思いました。他の作品も読んでみるかは考え中です。
読後まっさきに感じたのは文章がたいへん上手であることです。ひっかかるところもなくスラスラと読み進めることができます。読者に負担をかけないのは作家として大切なことだと思います。
もうひとつ感じたのは作品全体の構成力です。寸分の隙もなく構築された芸術品を感じさせます。
ただしその一方で、あまりに欠陥がなく作り上げられている故、かえってリアリティを損ねているという印象を受けました。登場人物のひとりひとりが生身の人間でなく、作者のアイデアに資するためだけの人工物に感じてしまいました。
結論としては、道尾秀介さんは非常に頭のよい方であるけれどその反面、うまく表現できないのですが、あそびの要素が足りないと思いました。他の作品も読んでみるかは考え中です。